要点
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学習内容
問題解決プロセス
理想と現実のギャップのことを問題といいます。そして、このギャップを埋めることを問題解決といいます。
- 理想と現実のギャップを把握するのが、最初の問題の発見です。
- 次は、その問題について情報収集・分析をして、問題を明確にします。問題を深掘りして、本当に解くべき問題は何か、問題の定義を行います。
- 次に解決方法を考えて実行計画を立てます。これが解決策の立案です。
- 計画ができれば、実際に解決策の実行を行います。
- これで終わりではなく、実施した結果どうだったのか、振り返りを行います。
PDCA
評価・振り返りをして改善を繰り返すということが、問題解決では重要です。
このような計画、実行、評価、改善のプロセスを繰り返すことをPDCAサイクルといいます。この用語は覚えておきましょう。
問題解決手法
問題解決の各プロセスをどのように行うのか、具体的な方法を見ていきましょう。
問題の発見、定義、解決策の立案といったときには、みんなで考えて議論して、よりよい考えを生み出していきます。
その方法として、
- ブレーンストーミング
- KJ法
- マインドマップ
といったものがありますので、それぞれ見ていきましょう。
ブレーンストーミング
ブレーンストーミングですが、複数人で自由な雰囲気の中で活発に意見を出し合って新たなアイデアを生むという方法です。
重要なのは、自由に意見を出し合う雰囲気作りです。
その雰囲気作りのために、いくつかのルールがあります。
- まず、質より量。発言の敷居を下げるために、発言すること自体を推奨します。
- 次に、制約を設けず、自由に発想・発言していいということです。バカバカしいアイデアでもいいので、自由な発想を促します。
- そして、他人の意見への便乗を歓迎します。いろいろな人のアイデアの積み重ねで、新たなアイデアが生まれます。
- そして、発言しやすくするために、批判は禁止です。
自由な雰囲気作りのためのルールとともに、ブレーンストーミングという用語を覚えておきましょう。
KJ法
ブレーンストーミングなどでさまざまな意見が出てきたときに、そのさまざまな考えを整理する方法がKJ法です。
- まずKJ法では、思いついた考えは、1枚のカードに1つ書くようにします。
- こうして書かれたカードを見て、似た考えをグループ化していき、タイトルを付けます。
- そして、グループ間の関係性を整理します。因果関係になっていたり、実行順番だったり、いろいろな関係があるでしょう。
- 最後に、整理した結果を文章にします。なかなか文章にできない部分は、まだ考えが整理されていないところです。もう一度考えたり議論し直すといいでしょう。
このような手法とともに、KJ法という名前を覚えておいてください。
マインドマップ
KJ法と別の方法として、マインドマップというものがあります。
- まず中央に、テーマを設定します。たとえば、サッカーで勝利するというテーマを設定します。
- 勝利するためには、攻撃力強化と守備力強化の2つが必要だ、というように枝分かれさせます。
- 次に、攻撃力強化をさらに枝分かれさせます。たとえば、個人技の強化と連携プレーの強化の2つに分ける、といった感じです。
- 守備力強化の方も、1対1の対応力の強化と、守備での連携強化の2つに分ける、となります。
- これらはさらに枝分かれさせて、どのような対応策が考えられるか、もっとも効果のある対応策はどれか、といったように、発想を膨らませつつ整理できます。
ロジックツリー
マインドマップは、発想を膨らませつつ情報を整理できますが、より厳密に情報を整理する際には、ロジックツリーを使うといいでしょう。
ロジックツリーでは、情報を階層構造に分類していきます。
- たとえば食品は、生鮮食品、加工食品、添加物に分類できます。
- 生鮮食品はさらに農産物、畜産物、水産物に分類できます。
このように階層構造に分類していくのがロジックツリーです。
はじめの階層の方は、漏れなく重複なく分類するのがコツです。
英語で表すとMutually Exclusive and Collectively Exhaustive、略してMECE(ミーシー)と言ったりします。
MECEという言葉は覚える必要はないですが、階層構造に分類した図をロジックツリーということを覚えておきましょう。
ガントチャート
これまで説明してきた手法で問題点を特定したり解決策を立案したら、解決策を実行に移していきます。
その際に役立つのが、ガントチャートです。
たとえば、上の図は、文化祭で劇をする場合のガントチャートです。
このように作業内容を細分化して、それぞれのスケジュールを表した図をガントチャートといいます。
- 計画時には、各作業内容が期間内に終わりそうか、トータルで期限に間に合うか、と考えます。
- 実行時には、予定通り進捗しているか、各作業について確認する、という使い方をします。
- オススメとして、各作業項目に担当者・責任者を決めましょう。